昭和30年代の外国テレビ映画

File No.20☆ベン・ケーシー

KAZUINOファイルから

原題・・・・・・Ben Casey
放送開始・・昭和37年(1962年)5月4日
放送時間・・・毎週金曜午後9:30〜10:30
大阪では朝日テレビで放送
提供・・・
放送終了・・


「ベン・ケーシー」とは

アメリカのABCテレビが1961年秋から
放送した番組。同年テレビ映画最優秀
賞を受ける。
アメリカの大都会の病院を舞台に、日
夜を問わず患者と取り組む医師たちの
姿を若い精神外科医ベン・ケーシーを
中心に描いたもの。
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第1回 「おそれ」
"To The Pure"
(昭和37年5月4日付け新聞より)


ケーシーの病院に脳腫瘍の重症患者ピート少年
が運ばれてきた。すぐ手術をしないと命は半年
ともたない。病院の幹部は手術が失敗した場合
の不評を恐れて反対したが、ケーシーは恋人の
女医マギーに励まされ、3回にわたる困難な手術
の第1回を強引に行なった。経過は良好だった。
第2回の手術を翌日にひかえた夜、ケーシーは
恐水病の疑いがある患者の手当てをした。その
とき、患者があばれたので、ケーシーは患者の
脊髄液をとった注射針をあやまって自分の手に
刺してしまった。恐水病は感染すると確実に死
ぬ。潜伏期間は1か月だが、ケーシーはワクチ
ンを使えぬアレルギー体質だった。ケーシーは
患者が恐水病でないことを祈ったが、患者は翌
日、死亡した。ケーシーは死の恐怖と戦いなが
らピート少年の手術を無事に終了した。ピート
少年の手術が成功したとわかった日、ケーシー
の恐水病感染の疑いもはれた。
KAZUINOメモリー

第1回から見ていましたが、第26回
から再放送をまじえながら放送される
ようになり、徐々に見なくなっていった
ようです。そして翌38年2月1日から
は同じ時間に新しく始まった「ギャラ
ント・メン」を見るようになりました。

新聞のあらすじの切リ抜きは、
昭和38年3月15日の第46回で
終わっていますが、実際はもっと長
く続いていたようです。





キャスト
ベン・ケーシー・・ヴィンセント・エドワーズ
マギー・・・ベティー・アッカーマン

声の出演
ベン・ケーシー・・・滝田裕介
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キルディア」です。

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